カテゴリー別アーカイブ: 化粧品の成分について

基礎化粧品の不自然なベタつき感

cosme131粗食系スキンケアで十分に満足の肌質になったせいか、市販のコスメを使うと、妙なベタつき感を感じることがあります。

保湿系の化粧水、美容液は、コックリ、シットリするけれど、何かが余計。洗い流すパックは、オイリーな感じが肌に残る。

以前は、まったく気にならなかったんですが・・・・これは、私だけではないようで、最近、お客様のコメントにも多い感想です。

この不自然なベタつき感。原因は、感触改良の増粘剤や油分と水分を混ぜ合わせる時に使用する乳化剤(界面活性剤)のよう。

安価でもリッチな感触を出したり、分離しない状態を保つために配合されるものですが、いずれも肌に残るような気がします。

逆に、こうした感触調整の成分、たとえば、シリコン系、合成油脂などを配合しない手作り系コスメは、「物足りない」「頼りない」という感想に繋がるのかもしれません。

基礎化粧品の「感触」に特に敏感といわれる日本の女性。手にとった時の満足感、瞬間的なうるおい実感への工夫は様々にあるわけですが、肌が求めない成分であれば、引き算しても良いのでは、と思っています。

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サラっとしたアミノ酸系保湿剤・ベタイン

betainベタインは、砂糖大根(ビート)など多くの植物中に存在する天然成分のアミノ酸系保湿剤。つくるコスメの製品では「TASU+クリアマスク」に配合しています。

このベタイン。化粧品開発に長く携わる方に「とてもいいですよ」と助言していただき、使いはじめました。

グリセリンは配合量が多すぎると逆効果を招いたり、ベタつき感を感じることがありますが、ベタインは、サラっとしていて、クセがないというか、より素直な感触です。

「洗顔後すぐに保湿、その後、いつものお手入れ」という用途とすれば、ベタイン化粧水をパシャパシャっと、という方法も。

その後に化粧水、美容液とステップを踏んでも、他の製品の邪魔をせず、過剰感がないので、「とり急ぎ保湿」という目的に合うのでは・・・と思います。

シンプルなベタイン化粧水。今朝、精製水50mlに対し、ベイタン5%濃度、10%濃度を作成してみました。あらためて確認すると、10%はちょっとしつこいかな、という印象。10%上限で、1~5%目安が個人的な感想です。

この試作は、朝のシャワー後、ボディに。すると、意外にいい感じ?夏用ボディケアにもいいかも?です。手作り化粧品の材料ショップでベタインを購入すると、使用量に対して1袋の量が多いので、ボディ用として消費するという手もありそうです。

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界面活性剤と手作りクリームのその後

cream02界面活性剤は、水と油を混ぜ合わせて安定させるもの。

手作りコスメだと、クリームや乳液に使いますよね。「植物系乳化ワックス」とか「非イオン系乳化剤」などが販売されています。

ただ、どうも「界面活性剤は肌に悪い」というイメージがあります。

防腐剤のパラペンと同じですね。無添加化粧品などでは「合成界面活性剤不使用」という表記が多いようです。

肌に悪いと言われるのは、鉱物性・石油系のものとされていて、大きくは「合成界面活性剤」ということになりますが、原料も進化しているので、「すべての合成界面活性剤が肌に悪い」と断定するのはちょっと極論かな、という個人的な感想です。

パラべンしかり、ですが、過剰に危険性を煽る否定的な情報だけでなく、良い点と悪い点、その双方を知って、自分の肌に合うかどうかを判断したいものです。

ところで、手作りクリームで使う乳化剤。いろいいろと試してみた結果、原料メーカーや種類によって、混ぜて乳化するまでの時間やテクスチャーがずいぶん違います。

妙に油っぽい感じのものもありますし、なかなかトロっとしたクリーム状にならないものもあるので、「ちょっと違うな」と思われる時は、別の乳化剤を試してみてもいいかもしれません。

レシピは、明日、またご紹介します。

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コスメでよく見るナノとピコ

science03単位が苦手です。

「1リットルって1000CCだよね??」。小学生以下の質問で冷やかな視線を浴びることも。わかってるんですけどね、時々「あれ?」と思うことが。

コスメには単位がいろいろと出てくるので、「間違ってないよね・・・」と一応。

そんななかで「ナノ」。「ナノ化することで、肌への浸透性、持続力を高める」という説明をよく見ますが、ナノってどんな単位だっけ??と、あらためて調べてみました。

「ナノは、基礎となる単位の10億分の1の量であることを示す」ということで、想像もつきませんが、たとえば、10億分の1グラムとか。

そして、さらにその上が「ピコ」=「基礎となる単位の1兆分の1」。「ナノ以上・ピコの浸透力」という基礎化粧品も見かけます。

ただ、どうも「ナノ」の方が効きそう感があるのが不思議。

「ピコ」という言葉の軽いキュートな響きが今ひとつピンとこない感じに繋がっているのかも。実際に使ってみましたが、その違いはあったのか??と聞かれると微妙なトコロ。

理論的には、ナノよりピコを選ぶべきか・・・・まぁ、あまり気にせず、肌実感が何より大切かとも。

・・・・ところで、1兆は何億でしたっけ?
と思ったのは私だけではなかったようで、Yahoo!知恵袋に1万億という回答が・・・・やはり単位は苦手です。

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無添加化粧品とは言いません

science02つくるコスメの製品は、無添加化粧品という表現はしないようにしています。

成分はシンプルですが、常温で安心してお使いいただけるよう安定・防腐剤として、フェノキシエタノール、ペンチレングリコールを使用しています。

「無添加」の定義については、これまでもいろいろと調べてきたんですが、旧指定成分、パラペン、合成界面活性剤、合成香料や合成着色料、アルコール、鉱物油を使用していない=無添加というケースが多いよう。

代替としてフェノキシエタノールなどが使用されている製品もあって、そうした意味では、つくるコスメも「無添加」とは言えるものの、今ひとつ定義が理解できないので、止めておこうと。

アレコレと過剰に危険性を訴えたり、化学的なモノは良くない、無添加が最も良いという断定的なコンセプトは、どうも好きになれないという個人的な考え方もあります。

自然・植物由来だから肌に良い、化学的なモノは肌に悪い。防腐剤が入っているものは肌に悪い、入っていないものは肌に良い。

基礎化粧品の良し悪しは、そんなふうに単純に判断できるものではないということを、専門家の皆様の話しを聞くたびに思うことも理由です。

最近、敏感肌の方から「無添加なんですか?」というご質問をいただくことが増えてきまして、ブログでもあらためてです。

曖昧な無添加ではなく、入っているモノ、入っていないモノ。その内容をお伝えし、サンプルなどで実際に肌に合うかどうかをお試しいただきたいと思っています。

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植物性グリセリン・優秀です

handmade13手作りコスメの材料で一番使っているものって何だろう・・・と考えみたら、私の場合は、『グリセリン』でした。

パーム油、ヤシ油由来の植物性グリセリンは、強い吸湿性があることから、昔から化粧品の保湿剤として使用されています。

基礎化粧品の成分ラベルを見ると、そのほとんどに記載されているかもしれません。

グリセリンだけを精製水に加えても究極シンプルな化粧水になりますし、ヒアルロン酸と組み合わせると、よりその保湿効果を高めてくれます。

手作りコスメのレシピを見ても、登場回数、多いですよね。

最近、オリープオイルとオリーブスクワランをブレンドして、乳化剤のポリソルベートを加えたクレンジングオイルを試していますが、オイルとポリソルベートだけだと「なんか、違う?」という感じだったものが、グリセリンをほんの少し加えたら、イイ感じにうるっときました。

「たいしたことないんじゃないの?」と疑いたくなるくらい安価でポピュラーな材料ですが、とても優秀。目立たないけれど協調性があって優しい。しかも実はデキる。みたいな存在です。

注意点は、配合量が多すぎると逆に肌が乾燥すること。また、肌に合わないという方もいらっしゃって、その場合は、砂糖大根由来のベタインを代替として試してみるのも良いようです。

先週、自分用の手作りコスメ材料を整理したら、ずいぶん種類があったんですけれど、よく考えてみると、使っているものは限られているような。

あまり材料を増やさずに、少ない材料で手作りコスメを楽しむという方法もあるかな、と思っています。そうした意味でも常備しておきたい一品。

前回の重曹とクエン酸のバスフィズ作りでは結構な量をまとめて使いましたので、余ってしまいそうな時に、おすすめです。

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海洋深層水とコラーゲンの関係

science01いろいろとコスメを探究していくと、やはり行きつくところは「水」かな。と思ったりもします。

化粧水や美容液は、材料のほとんどが「水」ですし。

手作りコスメに使用する水は精製水が一般的ですが、プラスする美容成分はあまり濃すぎても逆効果ということを考えると、水そのもののパワーにもこだわりたいもの。

つくるコスメの水は、すべて海洋深層水を使っています。一番のポイントは、最近の研究で、海洋深層水のミネラル成分が、皮膚の弾力性の鍵を握る「線維芽細胞」の活性化に働きかけることが明らかになってきたこと。

線維芽細胞は、真皮を構成しているコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを産生する真皮に存在する細胞ですが、この繊維芽細胞を活性化させることによって、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成力を高め、肌のハリ・弾力が保たれます。

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸。どれも魅かれる名前。

できれば、混ぜるパウダーや原液などもラインナップしたいところですが、手作りコスメの材料としての扱いやすさを考えると、ヒアルロン酸以外は、コレという原料に出会えずにいます。

今のところは、より深く。海洋深層水やビタミンC誘導体のように、コラーゲンを作り出すパワーに注目しているトコロです。

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