カテゴリー別アーカイブ: つくるコスメと水・海洋深層水

精製水のクチコミ評価

water1301クチコミランキングサイトを見ると、意外と評価が高い「精製水」。

手作りコスメ派の方にはお馴染みですが、完成コスメ派の方も、洗顔後、化粧水前に使用して効果を実感というコメントが多いよう。もちろん、特に変化なしという辛口もあって、参考になります。

精製水は、イオン交換樹脂を用いて水道水の不純物を取り除いた、硬度0%の水。一般的な化粧水の90%以上は精製水が使用されています。

一方、世界で水道水が飲める国は11カ国しかなく、日本の水道水はキレイなことで有名。※手作り化粧品に水道水の使用はおすすめできませんが。

水質基準を満たしつつも、土地によって、硬度やPH値などの違いもあり、敏感に感じる方はいるかもしれません。

洗顔後に、水道水をOFF=お手入れ開始の土台を整えるという、いわばブースター的使用法。やはり、「水」は、スキンケアの大切なポイントですね。

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海洋深層水とコラーゲンの関係

science01いろいろとコスメを探究していくと、やはり行きつくところは「水」かな。と思ったりもします。

化粧水や美容液は、材料のほとんどが「水」ですし。

手作りコスメに使用する水は精製水が一般的ですが、プラスする美容成分はあまり濃すぎても逆効果ということを考えると、水そのもののパワーにもこだわりたいもの。

つくるコスメの水は、すべて海洋深層水を使っています。一番のポイントは、最近の研究で、海洋深層水のミネラル成分が、皮膚の弾力性の鍵を握る「線維芽細胞」の活性化に働きかけることが明らかになってきたこと。

線維芽細胞は、真皮を構成しているコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを産生する真皮に存在する細胞ですが、この繊維芽細胞を活性化させることによって、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成力を高め、肌のハリ・弾力が保たれます。

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸。どれも魅かれる名前。

できれば、混ぜるパウダーや原液などもラインナップしたいところですが、手作りコスメの材料としての扱いやすさを考えると、ヒアルロン酸以外は、コレという原料に出会えずにいます。

今のところは、より深く。海洋深層水やビタミンC誘導体のように、コラーゲンを作り出すパワーに注目しているトコロです。

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敏感肌の方と海洋深層水コスメ

deepsea01今月いただいた製品アンケートのなかで多かったのが、敏感肌の方からのコメント。

「敏感肌の私でもピリピリせず使えました」「敏感肌の私でも気にすることなく使えたという点が一番嬉しかったです」など、今までとはまた違うコメントもお寄せいただいていて、本当にうれしく思っています。

その他にも、たくさんのご意見やご感想、ありがとうございます。

海洋深層水は、デリケートな肌に悩む方に良い水として、取水地の高知県をはじめ、医療分野での研究も多く進められています。

特に、私が室戸の海洋深層水に出会った2001年頃は、アトピー性皮膚炎と海洋深層水について多く議論されていた記憶があります。

発売前のモニター調査でも、敏感肌の方から「良かった」というコメントをいただいて、周囲からも「海洋深層水の良さを生かした敏感肌コスメという切り口でスタートしてみては」という助言も。

ただ、私自身が敏感肌ではなく、実感としてお伝えできないこともあって、今も強調はしていません。

敏感肌コスメは、同じ悩みを共有された方々が開発し、実際に使用してその良さを実感したうえでご紹介しているという製品が多いですし、やはり、同じ悩みを持つ方にしかわからないコトがあると思っているのもその理由です。

室戸の海洋深層水は、つくるコスメのルーツ。

今は、化粧品の水として一般的となった深海の美しい水。使い続けてみて、ブームを超えた本物の良さを感じています。

やはり、基礎化粧品の原点は「水」。たかが水、されど水。ですね。手作りコスメでも「水道水でも作れる」というのは、私としては違和感があります。

皆様に実際にご使用いただいて、「肌に優しい」というご評価をいただけるのは、何よりも嬉しいことです。

敏感肌の方にとって、ご使用前のパッチテストは必須だと思いますし、海洋深層水の研究報告を見ても、同じ敏感肌でもタイプによって合う方と合わない方がいるという結果がありますので、まずは、水との相性チェックが大切と思っています。

※特に肌にお悩みのある方は、ホームページのお問合せよりメールにてお問合せください。パッチテスト用のサンプルをお送りいたします。2013.1追記

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乾燥対策・海洋深層水とNMF

water1201乾燥対策として洗顔を控え目に・・・という方もいらっしゃるんですが、角質に汚れが溜まると肌の新陳代謝に影響して、逆に、乾燥を招くということにもなるので、朝、晩の汚れは、毎日、きちんとクリアにすることが大切だと思います。

私は、今、沖縄の手作り工房の固形石鹸を使っていますが、肌がちよっと乾燥しているかな、という時は、泡立てた後に、つくるのヒアルロン酸美容液を1~2滴プラス。感触をマイルドにしています。

問題は洗顔後・・・洗顔後の肌は、急速に水分が蒸発して乾燥します。ですので、タオルでやさしく拭き取った後は、すぐに、化粧水で水分補給がポイント=最近は、化粧水の前に使うブースター(導入)化粧水や美容液も多くなってきました。

つくるコスメのこだわりは、やはり水。海洋深層水のつくるコスメウォーターは、シンプルを極めた「海のミネラル化粧水」という位置づけです。
海洋深層水が化粧品に使われるようになってから十数年が過ぎて、その後に、ナノ水などなど、新しい水が続々と登場していますので、話題の新鮮さには欠けるものの、やぱり、海洋深層水は、肌に良い水だと思います。

理論的にも、羊水の成分に近い、肌の天然保湿因子であるNMF(Natural Moisture Factor)の成分に近い、真皮の成分(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)を産出し、構造を作り上げる線維芽細胞を活性化する働きがあるなど、研究、報告がされていて、すっと浸透する感じや柔らかな感触が使用実感です。

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手作りコスメと水の関係

手作り化粧品を作る時の水は、「精製水」を使用していらっしゃる方が多いと思います。

精製水は、水道水等に含まれるミネラルや塩素などを取り除いた水で、化粧品を作る時に影響を受けにくく、メーカー製品でも一般的に使用されているもの。ビタミンC誘導体で作る化粧水に限らず、手作り化粧水全般に適しています。

ただし、市販の精製水には、防腐剤が入っていませんので、手作りをした場合は、1週間程度が使用期限。

つくるコスメのキットには、海洋深層水を弱酸性=PH値4.5~6.5に脱塩、調整した「つくるコスメウォーター」を専用水としてセットしています。

これは、精製水と比較し、肌への浸透性に優れていること、胎児を守り育む羊水に近い成分であること、肌感触が良いことに加え、皮膚の弾力性の鍵を握る「線維芽細胞」の活性化に働きかけるミネラル成分に注目したことが理由です。

線維芽細胞は、真皮を構成しているコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを産生する真皮に存在する細胞。この繊維芽細胞を活性化させることによって、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成力を高め、肌のハリ・弾力が保たれます。

つくるコスメに、「さらっとしているけれど、うるおう」「すっと肌に入っていく感じ」とうれしい感想をいただけるのも、海洋深層水のミネラルパワーの存在が大きいと思っています。

このミネラル成分について、「ビタミンC誘導体の場合、ミネラルを含む海洋深層水では、その良さが低減するのでは?」というご質問をいただくことがあります。

つくるコスメウォーターは、海洋深層水を逆浸透膜で脱塩した「RO水」と呼ばれる精製水に、化粧水のための水として最適なミネラル成分を、独自の処方で微量に添加したものですので、ビタミンC誘導体の溶解液としてご使用いただいた場合にも、その特性に影響がないことを確認しています。

ただし、ビタミンC誘導体のパウダーだけを購入してお作りになる場合には、一般的なミネラルウォーターなどミネラル(主に金属イオン)の含有量が高すぎる水と混合すると、その良さを失ってしまいますので、水道水やミネラルウォーターで作ることは避けた方が良いかと思います。

化粧水のほとんどは90%以上が水。「手作りのコスメも、より肌に良い水をご使用いただきたい」というのが、つくるコスメのこだわりです。

[追記]写真を2012年11月リニューアルの新容器に変更しました。2013.1

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ブースター化粧水ってナニ?

「水へのこだわり」をコンセプトにしたコスメ、多いですよね。最近の口コミを見ると、ナノクライスター水、マイナスイオン酵素水などが人気の様子。

水と体、水と肌の関係を考えると、基礎化粧品のベースとなる水は、進化する高機能成分ほどは話題にならないものの、地味だけれども欠かせない存在。

そんななか、基礎化粧品に「こだわりの水」を使用する他に、お手入れ前のブースター(導入)化粧水としてプラスするという提案も。ブースター化粧水は、洗顔後、化粧水の前に使用するアイテム。

洗顔後、タオルドライした肌は、水分がどんどん蒸散してしまうのですが、ここで、化粧水をパッティング・・・ではなく、まず、肌に良い水=保湿、保水性に優れた水をたっぷりスプレーして、うるおいの土台、基礎化粧品を受け入れるための肌の状態を整える。そうすることで、その後に使用する化粧水や高機能アイテムの浸透性を促し、さらにその効果を高める、というのが、ブースター化粧水の働き。

もうひとつは、水道水に含まれる好ましくないモノを一度洗い流してリセット。という考え方。

確かに、スキンケア超・こだわり派の方のなかには、洗顔後は、ミネラルウォーターでもう一度洗い流してから、お手入れを始めるという方もいますよね。体に取り入れる水=飲料水はミネラルウォーターだけれど、肌に取り入れる水は水道水。というのも、考えてみれば、「いーのかしら」と思うところで・・・・。

ただ、この点に神経質になりはじめると、お高い浄化装置のセールストークにクラッときてしまいそうですが・・・。

水と肌の関係、化粧品に良い水については、学術的なデータや様々な理論など、ずいぶんいろいろな方に話を聞きました。数値の検証は、頭の中での理解になるのですが、やはり、実際は、自分で使ってみて肌で知る、というのが一番納得できます。

つくるコスメの計画をスタートしてから、洗顔後に海洋深層水ミストをスプレーし続けたところ・・・・やっぱり違います。個人差はあると思いますが、肌がやわらかくなってきたような。ということは、理論的には、肌の水分バランスが正常に戻ってきたということかと。

[追記]つくるミストは、浸透型の低分子ヒアルロン酸配合のミスト「TASU+美容水01」にリニューアルいたしました。2013.1

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スキンケアの水にも風水が?

風水の本を読んでいたら、2008年は9年に一度の「水」の年で、水が重要なアイテムという一文が。なので、運気の良い方位で採水された、成分の良い、美しい水に触れ、身体に吸収することはとても大切で、特に、今年は・・・というような内容。

さらに、何種類か良い水が紹介されているなかに「海洋深層水」のことが。海洋深層水は、深海を循環しているので、吉方位、凶方位というような方位の影響がないのだとか。他の本やホームページを調べてみると、やはり、今年は、水の年、水についての話が多いですね。

風水にしても、水にしても、専門家が数多い分野なので、軽率なことは言えませんが、個人的には、水のことが書いてある記事や本は興味深く、なるほど、そういう考え方もあるのか、もしかすると、スキンケアの水にも風水の影響があるのかも??と考える週末。

風水、占い、パワーストーン・・・・・日頃はてあまり気にしないものの、新しい仕事をスタートするとやはり気になる今日この頃。水にこだわる「つくるコスメ」のオープンは、「水の年」の今年がベストだったのかもしれない、とすべてを良い方向に捉えつつ。

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スキンケアとつくるコスメの水

化粧水にしても、美容液にしても、基礎化粧品の原料のなかでの水は、華やかな美容成分と比較すると地味な存在ですが、スキンケアの原点とも言える「肌に良い水」は、世界中のコスメトロジストが探し求めるもの。

肌と水の関係に注目した製品も数多く発売されるなかで、十数年前から注目されはじめたのが深海の水である海洋深層水です。

一時期のブームが過ぎて「今さら」な感はあるものの、良いものは変わらずに生き残り続けるもの。もう一度、何故、海洋深層水が肌の水として優れているのかを整理してみました。

そもそも海と健康・美容効果の諸説は紀元前までさかのぼり、古代ローマには「海はすべての人々のけがれを洗い流してくれる」という言葉が残され、その後、海洋療法であるタラソテラピーが生まれました。

化粧品原料の水として海洋深層水が使用されたのはその歴史からするとごく最近のこと。

その効果については、日本ではじめて海洋深層水の取水を開始した高知県をはじめ、さまざまな研究が進められています。

大きくまとめると一般的な基礎化粧品に使用されている精製水と比較して、肌への浸透性、保水性に優れていること、自然の保湿因子、天然保水因子であるミネラルが肌にとって理想的とも言えるバランスであること、汚染のない美しい水であることが、基礎化粧品の水として注目された理由。

つくるコスメが海洋深層水を使用しているのも、こうした研究と実績の裏づけがあるからです。

海洋深層水を脱塩し、肌の一般的なPH 4.5~6.5に近い値に調整した「つくるコスメウォーター」は、海洋深層水の取水地である高知県・室戸市の化粧品会社㈱ミューズが製造する製品。

ミューズの工場は、海洋深層水の取水ターミナルとパイプラインで直結しており、常にクリーンでフレッシュな製品を製造する環境と体制を整えた、世界的にも稀有な海洋深層水化粧品のためのファクトリーです。

飲む水にこだわるように、肌の水にもこだわりを。基礎化粧品に含まれる成分のほとんどは「水」。もっとも大切なもの
と考えています。

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